スポーツジム初心者なら知っておきたい!マナーの基本とNG行為
公開日:2023/11/15 最終更新日:2023/09/20
健康面や体力面での向上を目指してジムに通っている人は増加傾向にあります。しかし、初心者であれば、基本的なマナーにはどういうものがあるかわからないと思います。そのため、ほかの人に迷惑をかけないようにするにはどうすればよいのでしょうか。そこで今回は、スポーツジムのマナーの基本とNG行為、気を付けたいポイントを解説します。
スポーツジム初心者なら知っておきたいマナーの基本
スポーツジム初心者は知らないうちにほかの会員の人に迷惑をかけているかもしれません。ここでは、スポーツジム初心者なら知っておきたいマナーの基本を解説します。
マシンを独占しない
スポーツジムにあるマシンには数に限りがあるため、ひとりでマシンを独占してはいけません。ひとりで長時間使い続けるとほかの人が使えないので、マシンはみんなで共有することを心がけましょう。マシンやトレーニングメニューにもよりますが、一般的にはマシンの使用時間は15分以内に抑えることが望ましいです。
使ったマシンは必ず拭く
マシンを使ってトレーニングすると汗をかきます。そのため、次に使う人が気持ち良く使えるように、使用したマシンについた汗を拭くことはマナーの基本です。多くのジムでは、マシンの周辺にタオルや除菌スプレーが設置されているので、使用後は汗をきれいに拭き取ってから次の人に譲りましょう。
また、床に汗を垂らしながら歩くこともマナー違反なので、汗を垂らさないようにしっかり拭き取ることも重要です。
ウエイトを決められた位置に戻す
スポーツジムのマシンにはウエイトを自分で選ぶものもあります。ウエイトの使用後は必ず決められた位置に戻すようにしましょう。ウエイトを片づけることで、ほかの人はマシンを使い終わったと判断することもできます。
また、体格によってマシンのシートの位置を変更することもありますが、使用後はシートの位置も元に戻すことがマナーの基本です。
ジム初心者がやりがちなNG行為
ジム初心者はマナーがわからず、やってはいけないことをしていることがあるでしょう。ここでは、ジム初心者がやりがちなNG行為を解説します。
インターバル中のスマホいじり
最近、問題になっているNG行為にはインターバル中のスマホいじりがあります。音楽の設定やメニューの記録のために数秒だけ使用する分にはかまいませんが、長時間スマホをいじることはマシンの使用を待っている人にとっては迷惑行為です。使用しているマシンの近くに待っている人がいない場合でも、ほかのマシンを使用しながら待っていることもあるのでスマホいじりはやめましょう。
大きな音を立てる
大きな音を立てることも、ほかの人の集中を乱す迷惑行為となるので、できる限り大きな音を立てないように心がける必要があります。バーベルやマシンを戻すときには、どうしてもガシャンという音が出ますが、ゆっくり元の位置に戻すようにしましょう。また、自分の限界に達したときに出る声や、友人との談笑もほかの人の迷惑になるので気を付けなければなりません。
ダンベルの上に足を置く
ベンチでダンベルのトレーニングを行った後に、床に置いたダンベルの上に足を置くこともNG行為です。ダンベルは、ほかの人も使用するものなので、足を置いているシーンを目にすると決して気持ちの良いものではありません。そもそも、ダンベルはスポーツジムが管理している器具のため、雑に扱う行動はスポーツジムに対して非常に無礼な行為となるのでやめましょう。
ジム初心者マナー違反しないために気をつけたいポイント
ジム初心者がマナー違反しないためには、どのような点に気をつければよいのでしょうか。ここでは、ジム初心者がマナー違反しないために気をつけたいポイントを解説します。
見学や体験でルールを学ぶ
まだ入会前の段階であれば、ジムの見学や体験トレーニングを通して、ジムでのルールや使い方がわからないマシンの使用方法を確認しましょう。特にメインとなるマシンや器具の使い方は教えてもらえることが多いので、一度やり方を覚えてしまうと次回からはスムーズに利用できるようになります。ほかにも、疑問点や不明点がある場合は、遠慮せず質問をしてジム通いの不安を解消しましょう。
マシンを使用する順番を守る
スポーツジムによっては、1種類のマシンがひとつしかない場合もあります。人気のあるマシンになると複数用意されていることが多いですが、順番待ちをしている人がいるものです。そのため、マシンを使用する場合は順番待ちをしている人がいないか確認するようにしましょう。順番待ちをしているのかわからない人がいる際は、声をかけることでトラブルを回避することができます。
まとめ
スポーツジム初心者なら知っておきたいマナーの基本は、ひとりでマシンを独占しないことや、使ったマシンの使用後は必ず汗を拭くこと、マシン使用後にウエイトやシートの位置を必ず元の位置に戻すことです。ジム初心者がやりがちなNG行為には、インターバル中のスマホいじり、バーベルやマシンで大きな音を立てる、床に置いたダンベルの上に足を置くことがあります。また、ジム初心者がマナー違反しないために気をつけたいポイントは、見学や体験でルールを学ぶことやマシンを使用する順番を守ることなどです。