スポーツジムの種類別による選び方とは?メリットとデメリットも紹介
スポーツジムにはマシンジムやパーソナルジムなど様々な種類がありますが、初めてのジム通いの場合はどのジムを選ぶと良いのでしょうか?費用も安くないですし失敗したくないですよね。本記事では、スポーツジムの選び方を解説していきます。これからスポーツジムに通ってみたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
初心者におすすめのスポーツジム選び方!
スポーツジムに初めて通う方にとって、どのジムを選べば良いのかは大きな悩みの一つです。一言で「ジム」と言っても、その内容やサービス、設備はジムごとに大きく異なります。自分にとって最適なジムを選ぶには、目的に合った種類を理解しておくことが大切です。ここでは、初心者にもおすすめしやすい代表的なジムの種類と特徴をご紹介します。
総合型スポーツクラブ(フィットネスクラブ)
フィットネスクラブは、トレーニングマシンだけでなく、スタジオやプール、サウナ、スパなど、多彩な施設を備えた大型の運動施設です。ヨガやエアロビクス、ダンスといったグループレッスンも充実しており、飽きずに運動を継続できるのが魅力です。
初心者の方でも、インストラクターのサポートが受けられるため安心して利用できます。店舗によっては、エステやリラクゼーションルームが併設されていることもあり、健康維持だけでなく心身のリフレッシュにも最適です。多様なプログラムを体験したい方や、楽しみながら継続したい方には特におすすめのジムです。
パーソナルジム
パーソナルジムは、専属トレーナーがマンツーマンで指導してくれるジムです。トレーニング初心者にとって「何から始めたらよいか分からない」「正しいフォームがわからない」といった不安を解消してくれる強い味方です。
一人ひとりの体力や目的に合わせて、無理のないメニューを作成してもらえるほか、食事面でのアドバイスなども受けられるケースが多いです。費用はやや高めですが、効果的かつ継続的に目標達成を目指せるため、短期間で結果を出したい方や運動習慣を身に付けたい方に向いています。
トレーニングジム(マシンジム)
マシンジムは、筋力トレーニング用のマシンや有酸素運動機器が豊富に揃っているジムです。比較的コンパクトな店舗が多く、24時間営業や無人営業など、柔軟な運営スタイルが特徴です。自分のペースで自由に通いたい方には理想的な環境と言えます。
最近ではセキュリティ対策もしっかりしており、女性や初心者でも安心して利用できるよう配慮されている施設が増えています。ただし、トレーナーが常駐していない場合もあるため、ある程度自分でメニューを組める方に向いているかもしれません。
スポーツジムの種類とそれぞれのメリット・デメリット
一言で「ジム」と言っても、その運営スタイルや設備、サービス内容は多岐にわたります。目的に応じたジム選びをするためには、それぞれの種類を理解しておくことが重要です。ここでは、主に5つのジム「スポーツジム」「総合型フィットネスクラブ」「スタジオ特化型ジム」「パーソナルジム」「公営ジム」について、それぞれの特徴やメリット・デメリットを詳しくご紹介します。
スポーツジム
スポーツジムは、筋トレや有酸素運動など、身体を鍛えることを目的とした施設です。ランニングマシンやフリーウェイト、筋トレマシンなどの基本的なトレーニング設備が充実しており、利用者自身が自由にメニューを組んでトレーニングするスタイルが主流です。
【メリット】
⚫︎利用料金が比較的リーズナブルで、続けやすい価格設定
⚫︎好きな時間に自由にトレーニングができる
⚫︎必要最低限の設備で効率よく筋力アップやダイエットが可能
【デメリット】
⚫︎トレーナーが常駐していない場合があり、正しいフォームやメニューが分からないことがある
⚫︎設備に限りがあり、飽きやすい
⚫︎シャワーやリラクゼーション施設が簡易的な場合もある
このジムは、自分のペースで運動を続けたい方や、コストを抑えながらトレーニングしたい方に向いています。
総合型フィットネスクラブ
総合型フィットネスクラブは、トレーニングマシンだけでなく、スタジオレッスンやスイミングプール、サウナ、スパなど多彩な施設を備えた大型ジムです。日々の気分や体調に合わせて、トレーニング内容を選べるのが魅力です。
【メリット】
⚫︎プールやヨガ、エアロビクスなど、多種多様なトレーニングが可能
⚫︎トレーナーやインストラクターから直接指導が受けられる
⚫︎リラクゼーション施設があり、身体のメンテナンスもできる
【デメリット】
⚫︎月額費用が高めで継続的な出費になる
⚫︎人気のある時間帯は混雑しがちで、施設を使いづらいことがある
⚫︎スタジオレッスンの予約が取りづらいことも
幅広い運動を楽しみたい方や、充実した設備で快適に過ごしたい方におすすめです。
スタジオ特化型ジム
スタジオ特化型ジムは、トレーニングマシンを置かず、ヨガ・ダンス・格闘技系などのスタジオプログラムを中心とした施設です。1人では続けにくい方や、楽しみながら運動したい方に人気があります。
【メリット】
⚫︎音楽や仲間と一緒に楽しみながら運動ができる
⚫︎専門のインストラクターによる丁寧な指導が受けられる
⚫︎参加型のため、モチベーションが維持しやすい
【デメリット】
⚫︎トレーニングの自由度が低く、自分でカスタマイズしにくい
⚫︎スケジュールに縛られることがある
⚫︎筋トレなどをしっかり行いたい方には物足りない場合も
運動に楽しさを求める方や、1人だと続かないと感じている方に向いています。
パーソナルジム
パーソナルジムは、専門トレーナーが個別にメニューを組み、マンツーマンで指導してくれるジムです。ダイエットやボディメイクなど、明確な目標を持つ方に特に支持されています。
【メリット】
⚫︎一人ひとりに最適化されたトレーニングメニューが受けられる
⚫︎食事管理やライフスタイル改善まで総合的なサポートが可能
⚫︎トレーナーの存在がモチベーションの維持に繋がる
【デメリット】
⚫︎他のジムと比べて料金が高い
⚫︎トレーナーとの相性によって成果に差が出る
⚫︎予約制のためスケジュール調整が必要
確実に成果を出したい方や、専門家にしっかりサポートしてもらいたい方におすすめの選択肢です。
公営ジム
公営ジムは、地方自治体などが運営する公共のスポーツ施設で、総合体育館や市民スポーツセンターなどが該当します。料金が非常に安価であり、運動初心者にも利用しやすい環境が整っています。
【メリット】
⚫︎利用料金が非常に安く、都度払いでの利用も可能
⚫︎地域住民であれば誰でも利用できるため、敷居が低い
⚫︎初心者向けのトレーニングマシンや軽運動の設備が揃っている
【デメリット】
⚫︎設備が古い、もしくは数が少ないことがある
⚫︎専門のトレーナーやスタッフが常駐していない場合が多い
⚫︎営業時間が短く、夜間や休日に利用しにくいことがある
手軽に運動を始めたい方や、費用をできるだけ抑えたい方には公営ジムが適しています。ただし、サービスや設備に関しては民間ジムと比べて物足りなさを感じることもあるため、目的に応じて利用するのが理想です。
それぞれのジムには異なる特徴があり、万人にとって完璧な施設は存在しません。大切なのは、自分がジムに通う目的やライフスタイルに照らして、無理なく通い続けられる環境を選ぶことです。たとえば、筋肉を重点的に鍛えたいならスポーツジム、楽しく続けたいならスタジオ型、総合的な健康管理をしたいなら総合型クラブ、短期間で成果を求めるならパーソナルジムが適しているでしょう。
見学や体験が可能な施設も多くありますので、実際に訪れて雰囲気を確認してみるのも良い判断材料になります。ジム通いを継続し、目標達成を叶えるためには、自分に合った場所を見つけることが何よりの近道です。
スポーツジムを効率よく利用するためのポイントとは
最後にスポーツジムを効率よく利用するためのポイントを紹介します。ジム選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
ジムに通う目的を明確にする
利用するジムを選ぶ際は、必ずジムに通う目的を最初に明確にしてから探し始めるようにしましょう。ジムに通う目的を明確にせずにジムを選ぶ行為は、挫折をする原因になります。どのジムを選んだとしても高い入会金がかかってしまうため、ジムに通う際は必ず適当に選ばずに自分の目的に合ったジムを探すようにしてください。
利用したいタイミングで営業しているか
利用したいタイミングでジムが営業しているかという点も非常に重要です。どんなに魅力的なジムを契約したとしても、仕事などの関係で営業時間内にジムを利用することが不可能な場合は、お金だけが無駄になってしまうので注意しましょう。ジムにいける時間と出来れば利用したい時間の2つを最初に確認し、無理なく通える施設を選ぶようにしてください。
利用者のマナーは悪くないか
ジムを選ぶ際は、客層や利用者のマナーが悪くないかを確認しておくことも大切です。素晴らしいサービスを提供しているジムであっても、自分は初心者なのに利用者が筋肉隆々な人しかいなければ通うことが苦痛になる可能性があります。ジム通いはちょっとしたことでも挫折の原因になりかねないため、利用する際は必ず事前に徹底的なリサーチを行うようにしてください。
【FAQ】よくある質問
まとめ
本記事ではスポーツジムの選び方について解説しました。いかがだったでしょうか?一口にジムといってもパーソナルジムとマシンジムでは受けられるサービスが全く違ってきます。種類ごとにそれぞれ異なったメリット・デメリットがあるため、違いを把握して自分の目的に合ったジムを選ぶようにしましょう。本記事がスポーツジムに通いたいと考えている方のお役に立てれば幸いです。